光福寺の梵鐘

光福寺の最初の梵鐘(つりがね)は、元禄16年(1703)、縁のあった加賀藩士横山氏から寄進されたものと伝えられています。元来、金沢の寺院の梵鐘で名工宮崎寒雉の作であったものを、光福寺第7代浄聖が横山氏と縁あるが故に光福寺に譲られたということです。

その梵鐘は昭和18年に戦時供出されました。

梵鐘がなくなってから40年近くが過ぎ、昭和55年、第18代隆信の時代に新たに鋳造することとなりました。梵鐘製作では日本一のシェアを誇る高岡市の老子製作所にお世話になりました。

昭和56年(1981)、門徒の方々のご厚志により光福寺の鐘楼は再建され、新たな梵鐘を迎えました。

5月24日、賑々しく慶讃法要を執り行いました。

  • 午前9時 内陣修復慶讃法要  矢代弥右総代宅よりお練り(稚児行列) 観無量寿経作法
  •  11時 梵鐘鋳造、鐘楼建立慶讃法要
  • 午後2時 親鸞聖人七百回遠忌法要 浄土法事讃作法

 

 

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